株式投資とFXの違いとは?

株式投資とFXは共通しているところが多く、世間一般的には大儲け出来るけど、ほとんどの人が始めると大損をするとして警戒しています。
しかし、専門家の目からみると株式の現物取引とFXは似て非なるものなのです。
両者とも大きく稼げますが、逆に大損をするリスクが有るのも事実でして、簡単に始められますが簡単に儲けるのは難しいです。
ただし、きちんと仕組みを理解してきちんとした方法でやればそれほど怖い取引ではないことを強調しておきます。

株式投資とFXの主な違い

株式投資とFXは売買で儲けるというのが共通していますが、実際やってみると全く別物だとわかります。
どういう点が違うかと言えば、まず単純に投資先が違います。
株式投資は企業が資金調達で発行する株式を売買するのに対して、FXは国家が発行する通貨を売買します。
株式と通貨は変動の条件が異なりますから、売買のタイミングが変わってきます。
つまり株式は企業の業績等によって値段が変動をしますが、FX、為替取引は国家の経済指標等で値段が上下動をすることになります。

FXの方が、リスクが高い?!

株式投資とFXを比較した場合、FXの方がリスクは高いのが専門家からみれば常識になります。
株式投資は株式を購入に必要な丸代金を証券会社に預け入れをして、株式を購入するのに対して、FXは信用取引、先物取引ですから証拠金だけで売買が出来ます。
株式投資も信用取引なら同じく少額の資金、証拠金だけで売買出来ますが、証拠金の何倍の取引をするかのレバレッジの数字が違います。
株式の信用取引は、レバレ
ッジが最大10倍ですが、FXは25倍、これは個人投資家の場合であって、法人取引になると2000倍取引をすることが可能です。

FXのレバレッジって高いの?!

FXになかなか手が出せないという方のほとんどがレバレッジの高さ故なのでしょうか。
たとえば、みなさんも記憶に新しいリーマンショック時などは、為替変動が想定の範囲を超えて変動していたのですが、あれは一般的には100年に一度の暴落と言われるように、滅多にあることではありませんよね。

FXのレバレッジが高いのはリーマンショック前にレバレッジが高いというのは世界の風潮だったのです。もちろんレバレッジが高いのは投機的な取引になる要因なのですが、リーマンショックのような過度な下落というは、高いレバレッジがもたらしたもの、というが一般的な起因とされています。

リーマンショック以降、国際的な規制ができてレバレッジは最大でも15倍が妥当というのが世界の流れになります。20倍でも高すぎるという批判が起こるので、日本のFXレバレッジ規制というのは世界的にみてもまだまだ高いというレバレッジになります。

信用取引とFXでは金利が違う

株式投資の信用取引は信用買いだと金利を取られて、信用売りだと貸株料を取られますが、FXは買いだとスワップといって金利分が貰えて、売りだと逆にスワップを取られます。
FXの買いは円を借りて外国通貨を買う仕組みだから、円の金利が外国通貨の金利より低いから、その差額分が貰えます。
逆に売りは外国通貨を借りて円を買うことになりますから外国通貨の金利から円の金利を引いた分を払うことになります。

つまり株式投資とFXでは仕組みが違う

株式投資とFXは値動きで売買をする物だから、どちらも同じようなものだと思われがちですが、取引する対象が違い、システムも違いますので売買条件は違います。
だから株式投資がうまい人でもFXでは必ず勝てるとは限らず、逆に株式投資が駄目な人がFXで稼げたりします。
株式投資とFXは似て非なる物ですから、どちらを始めるに当たっても、それぞれの特徴に合わせた売買をして利益を上げられるようにすべきです。