FXの仕組みと流れ

多くの人から注目されているFX。なぜ多くの人がFXを行なうのでしょうか。FXには多くの特徴があり、株式投資とは仕組みや流れが異なります。ここでは、FXの特徴である為替差益やスワップ金利、レバレッジ、ロスカットについて紹介いたします。

 

多くの特徴があるFX取引

FXとは外国為替保証金取引のことで、通貨ペアと呼ばれる2ヶ国の通貨の売買によって利益を得る投資です。米ドル円や豪ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドルなど、さまざまな通貨ペアがあります。株式投資とは違い、売りから入ることや24時間いつでもトレードできること、少額資金で始めることができ、スワップポイントなど、多くの特徴があります。

 

FXの利益の基本為替差益

為替差益はFXの利益の出し方の1つです。FX取引は、2ヶ国の通貨の為替差によって利益を得ます。例えば1ドル100円の時に円を売って10ドル買ったとします。5円円安になり、1ドル105円の為替レートの際に、10ドルを売って円を買ったとすると、1,000円を使って買った10ドルが、1,050円で売れますので50円の利益が出ます。これが為替差益です。為替レートの変動を利用して利益を得る方法のことです。しかし、必ず利益が出るわけではなく、同様のケースで5円円高になり、10ドルを1ドル95円で売った場合、手元に入ってくる円は950円となり、50円の為替差損になります。FX取引は、基本的には為替差益で利益を上げていきます。

 

ポジションを保有するだけで得れるスワップ金利

FX取引の特徴の1つがスワップ金利です。スワップポイントとも呼ばれます。2ヶ国間の通貨の金利差のことで、FXは為替差益で利益を稼ぐ以外に、スワップ金利で稼ぐことができます。金利が高い通貨を買い、金利が低い通貨を売れば、その金利差を毎日受け取れます。例えば豪ドル円で、豪ドルの金利が1.50%で日本の金利が0.10%であれば、豪ドルを買って日本円を売れば、1.50%—0.10%=1.40%の金利差を毎日受け取れます。他の通貨ペアでも同様で、南アフリカランドの金利が7.00%で、日本円が0.10%であれば、毎日6.90%の金利差を得れます。反対に、金利が低い通貨を買い、金利の高い通貨を売れば、毎日金利差を支払わなければなりません。高金利通貨を長期的に保有することで、銀行金利よりも多い利益を稼ぐことも可能です。スワップポイントはFX取引できない土日分も受け取れます。対象通貨国の政策金利は変化しますので、都度のチェックが必要です。

 

手元資金が少なくても大きな利益を得れるレバレッジ

FX取引では、レバレッジをかけて売買取引ができます。レバレッジは、手元の資金でもある証拠金の数倍〜数十倍の金額の取引することです。10万円の証拠金で100万円や200万円の金額の取引も可能です。国内のFX業者は最大25倍までレバレッジをかけれます。レバレッジを使って上手くトレードすることで、手元資金が少なくても大きな利益を得れます。FX取引は、ある程度まとまった資金がないと大きく利益を上げるのは難しいですが、レバレッジを賢く使うことで、少ない資金でも十分に利益を上げれます。ただし、FX初心者の方は最初から高いレバレッジをかけて売買取引をするのは避けた方が良いでしょう。レバレッジをかけることで大きな利益を得れる可能性がある一方、大きな損失を負う可能性もあるためです。

投資家の資産を守るロスカット制度

ロスカットは投資家の資産を守るために強制決済する制度のことです。含み損が大きくなり証拠金維持率がロスカットレベルと言われる割合を下回ると、すべての保有ポジションが強制決済されます。ロスカットレベルは業者によってバラバラで、20〜30%が一般的で、自身で設定できる場合もあります。ロスカットが行われるとほとんどの証拠金を失ってはしまいますが、最低限の資産は守られますので資産が0になることは防げます。証拠金維持率が低下しても資金を追加して証拠金を増やし、維持率を高めロスカットを防ぐ手段などあります。大きな含み損を抱えた場合は、証拠金維持率を注視しながら為替相場を見る必要があります。